Gmailはクラウドシステムとしてすっかり定着した。
そして、メールデーターが外部に保存されていることから、自分のPCに障害が発生しても安心、パソコンを買い換えて時にも楽で、インターネットにさえつながっておれば、どのPCからでもメールの送受信が出来て言うことなしですが、万が一Googleのサーバーに障害が発生して場合データーがなくならない保証はない。
実際、昨年の2月に一部のデータが消失するトラブルがあった。
それなら、自己責任でバックアップをとるしかない。
Googleは「Gmail Backup」(最新版0.107)というバックアップ・ツールを無償提供している。
Gmail BackupのWebサイトで「gmail-backup-0.107.exe」をダウンロードする。
そしてインストールする。
※事前準備
Gmail側で「IMAP」を有効にしておく必要がある。
インストールが完了したら、デスクトップのショートカットをダブルクリックして起動する。
Gmail login: に、Gmailアドレスを入力。
Gmail password: にパスワード入力。
Backup folder: でバックアップ先のパスを指定する。
Newest email only のチェックを外してバックアップの期間を指定することもできる。
Since date: にバックアップを開始日付を選択
アカウント内のすべてのメールをバックアップしたいのであれば、「Since date」をアカウントを作成する前の日付を選択する。
Before date: にバックアップを終了する日付選択
これで、「Backup」ボタンを押すとバックアップが開始される。
バックアップ完了。(最初は結構時間がかかる。)
バックアップされたファイルを見ると、
個々のメールが、eml形式で保存されているので、他のメーラーでも中身を確認することができる。
ファイル名は「受信日時・送信者のアドレス・件名(英語のみ).eml」となり、タイトルが日本語では表示されないので探すのが大変かも。
2回目以降にバックアップする際は、差分バックアップとなる。
連絡先についてはGmailにエクスポート機能があるのでそちらを使う。